かましいりこ

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かましいりこ石川県白山市白峰地区(旧・白峰村)の郷土料理[1]シコクビエを用いたおやつである[1]

雑穀の一種であるシコクビエは、白峰では古くから「かまし」と呼ばれていた[2]。シコクビエの穂がカモの足に似ていることで「鴨足」が由来の語である[2][3]。かましいりこは、その「かまし」を粉末にし、砂糖と水(お湯)でこねたものである[2][3]

2024年文化庁100年フード「伝統の100年フード部門」に認定された。

出典[編集]

  1. ^ a b 浅沼愛「白山ろく民俗資料館 石川・白山市」『朝日新聞』。2024年5月20日閲覧。
  2. ^ a b c 吉田拓海「シコクビエの味 後世に 白峰の住民 栽培」『中日新聞』、2020年7月23日。2024年5月20日閲覧。
  3. ^ a b 〈水の旅〉を追体験して見えてきたもの 白山手取川ジオパーク」『水の風土記』、ミツカン、2017年11月9日、2024年5月20日閲覧